155 自分の名前の記し方

パリに来たばかりの頃、フランスの方の名刺を拝見して、あれ?と思うことがありました。

それは名(First Name)と姓(Family Name)の書き方についてです。
多くの場合、名は最初の1文字だけを大文字にしてあとは小文字で書き、また、姓はすべてを大文字で書いています。
例えば、鈴木 一郎さんという名前の場合には、Ichiro SUZUKIと書くということです。

ある方にその理由を訪ねたら…

「どちらが名で、どちらが姓なのかを判り易くするため」

…と教えてくださいました。
また以前、フランスのお役所に提出する書類にも、そのように書くようにと言われたことがあります。

ところで、私達日本人が自分の名前をローマ字で書く時、どんなふうにつづりますか。
ローマ字には、ヘボン式や訓令式などいくつかの表記法があり、どの表記法を用いるのかによってつづりが異なるからです。

なお、海外旅行にお出かけになったり、海外で生活なさったりする方は、日頃からご自分の名前をローマ字で書く時には、パスポートと同じつづりになさることをおすすめします。
なぜならば、日本を一歩出たら私達は外国人。
何かの時に自分の身分を示すものはパスポートになり、そこに記されているお名前のつづりと、ホテルやレンタカーなどのご予約の際のお名前のつづり、その他、いろいろな書類にご記入になるお名前のつづりが同じ方が良い(名前のつづりが違うことによる、余計な問題を引き起こさない)からです。