フランス アンティークのジャムポットの見方

150 アンティークのジャムポット

アンティークのジャムポット。
大きなものから小さなもの、円柱形のものから円錐形のものまでと、大きさも形もさまざまです。
そして、ヴァンヴやクリニャンクールの蚤の市に行くと、これらのジャムポットが大きな箱や籠などの中に入れられて、売られています(埃をかぶって、それらしく…)。

しかし、ここでちょっとご注意。
たくさんのアンティークのジャムポットを見比べれば判ることですが、実は、年代の新しいものから古いものまでとさまざまなのです。
別な言い方をすれば、蚤の市で無造作に売られているお品物の中には、年代の新しい(つい最近の…)お品物もあるとお考えください。

お店のご主人に…

「これ、いくらですか?」

…と尋ねると…

「どれでも1個、8ユーロ(約1,120円)でいいよ!」

…なんて言われますが、パリ郊外で開かれる古物市では、1個1ユーロ(約140円)くらいで売られているお品物もあったりして…。
本当に古いお品物は骨董店などの棚に大切に並べられていて、安いものでも1個15ユーロ(約2,100円)くらい、高いものでは1個30ユーロ(約4,200円)を超えるお値段が付けられているものです。

なお、新しいものと古いものとの見分け方ですが、最も判り易いのはガラスのお色。
新しいお品物は透明か、少し青みがかった、または少し緑がかったお色であるのに対し、古いお品物は灰色か銀色、または肌色をしています。
「ガラスが灰色? 銀色? 肌色?」なんて言うと想像することが出来ないかも知れませんが、ふちの部分を見れば確かに灰色や銀色、肌色に光って見えるはず(当店からジャムポットを買ってくださったお客様、確認してみてください!)。

また古いお品物は、底面や脇のカットが粗く、角がザラザラしているものが多いようです。
ただし、ガラスの中に気泡(空気の泡)が入っているからといって、古いお品物であるとは限りませんのでご注意を…。
ヴァンヴやクリニャンクールでジャムポットを買ってみたいと思っていらっしゃる方、また、日本の雑貨店やネットショップなどでお買い求めになる方…。
少しでもお役に立てば嬉しく思います。