062 パリの蚤の市を楽しむ

最近、パリの蚤の市に関するお問合せをたくさんいただいています。

蚤の市巡りは、パリらしい楽しみ方の1つとして注目されているのかも知れません。

今日は、パリの代表的な蚤の市、クリニャンクールとヴァンヴについて、少しだけお話したいと思います。
なお、より詳しくお知りになりたい方は、当店の「フランス パリの蚤の市」のコラムも合わせてご覧ください。

●クリニャンクールの蚤の市
パリの街の北側にある、最も大きな蚤の市。
とても広い範囲にわたっておりますので、そのすべてを1度に廻ろうとすると足が棒になってしまいます。

クリニャンクールの中はいくつかの地区に分かれていて、地区ごとに扱うお品物に特徴があります。
例えば、高価な西洋アンティークを扱うお店が集まる地区や、古い家具を専門に扱うお店が軒を連ねる地区、ホーローのキッチン雑貨やちょっと古いインテリア雑貨、小物などを扱うお店が並ぶ地区など…。
したがって、どのような品物をご覧になりたいか(お探しか)によって、見て廻る地区をお決めになった方がよろしいかと思います。

なお、ガイドブックなどには「毎週土曜、日曜、月曜の3日間開催されている…」と記されておりますが、月曜日はお休みするお店も多いのでご注意ください。

●ヴァンヴの蚤の市
パリの街の南側にある蚤の市。
それほど大きな蚤の市ではないので、ゆっくりとご覧になることが出来ます(平均的な所要時間1~2時間くらい)。

並んでいる品物も種々雑多で、芸術品から日用品、台所用品に衣類や生地、家具に玩具…と、身の周りにあるありとあらゆるものが並んでいます。

なお、ヴァンヴの蚤の市は毎週土曜、日曜に開催されておりますが、土曜日の朝9時頃にお出かけになると良いと思います。

上記の2つ以外にも、モントルイユ(Montreuil)やアリーグル(Aligre)などの蚤の市もございます。
もし、ご興味とお時間がございましたら、お出掛になってみてください。