057 日本はすごい

先日、新しく取り引きをお願いしている、ある鞄メーカーさんにお邪魔した時のこと。
来年の春夏用のお品物や試作品が並ぶアトリエに、日本の雑誌が何冊か置いてありました。

「これは、日本の雑誌ですよね?」

…と僕が訪ねたら…

「そうです。仕事に使っています」

…とのこと。
雑誌のタイトルは「ルイ ヴィトン大図鑑」や「ブランド大辞典」など。
彼曰く、本家 パリのルイ ヴィトンから配られる商品カタログよりも、日本で市販されているこの種の雑誌の方が、仕事の役に立つのだとか。

なるほど、彼が出してきてくれた本家 ルイ ヴィトンの商品カタログを見てみると、中は2色刷り。
それに、商品名が書いてあるくらいです。

一方、日本の雑誌の方は、全商品の美しいカラー写真が掲載されているほか、バッグの内部や細部にわたる拡大写真まで載っています。
さらに、商品名はもちろんのこと、サイズや価格、特徴なども書かれています。
彼らは、これらの情報を参考に次の商品を考えたり、販売価格を設定したりするのだとか。

日本の雑誌が、こんなところで、こんなふうに使われていることを知り、驚いてしまいました。