004 冬の雨に濡れたパリ

昨日は、1日中、雨でした。
パリに来て3週間、終日の雨降りは初めてです。

しかし、大した降りではありません。
日本を発つ前に聞いていたパリの冬のお天気は連日の曇天か、または雨とのことだったので、渡仏してからの良いお天気には少々拍子抜けしていたのです。

なお、雨降りのパリの街を歩いていて感じたことを2つ。

1つめは、道往く人々が傘を差さないことです。

大人も子供も、男性も女性も、あまり傘を差しません。
髪の毛や肩が少々濡れても、皆さん、あまり気にする様子がないのです。

2つめは、パリの街の美しさです。

夕方、少し暗くなった頃に、細い裏通りを歩いていた時のこと。
雨に濡れた石畳に、道路脇のカフェやレストランの明かりが映って、ビックリするくらい美しい風景がそこにはありました。
まるで、映画のワンシーンのような…。

なお、皆さまがパリにいらした時にもし雨が降っても、残念に思わないでください。
夕方、裏通りの散歩に出かけましょう。
そう、パリジャン、パリジェンヌのように、傘を差さずにね。