いよいよ、年の瀬。 今日は、フランスでお世話になっている取引先に宛てて、年賀状を書きました。 フランスではクリスマス カードを送る方が一般的のようですが、私たちは和風の年賀状を作り、送ることにしました。 夕方、シャワーを浴びて、いよいよ年取りです。 (年取り:大晦日の夜に行う年越しの行事のこと) 我が家では、新潟の実家にならって、大晦日におせち料理を食べます。 相方(水野)が手間隙かけて作ってくれたおせちをお皿に並べ、日本酒で乾杯。 今年もフランス各地でいろいろなお料理をいただきましたが、やはり私たち日本人にとっては、日本の家庭料理が一番!と思うほど、美味しい味でした。 なお今年は、二人だけで静かに迎えるお正月。 ふるさと日本よりも、8時間遅れての年越しです。 皆さまは、どんなふうに新しい年をお迎えになりましたか? 今年一年、本当にありがとうございました。 心からお礼を申し上げます。 そして来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
今年最後の日曜日。 いつもならマルシェ(朝市)にお買い物に行くところだけど、すでにお正月用の食材を買ってあるので、今日は出かけません。 相方(水野)は、朝からお台所に立ち、鼻歌を歌いながらおせち料理を作っています。 一方、僕は、時々台所を偵察(?)しつつも、特にお手伝いはせず…。 (こんな時は、まったく役に立たない僕…) しかし、部屋中には美味しそうな匂い(日本の、お出汁の香り)が漂って、お腹が空いて仕方ありません…。 そこで、冷蔵庫から栗のクリーム(写真)を持って来て、スプーンですくって食べました。 これ、日本の「栗きんとん」みたいな味がして、美味しいんですよ〜♪ いや、「栗きんとん」よりも香ばしく、まるで、縁日で売っている「天津甘栗」をクリームにしたような味なのです。 無意識のうちにどんどん食べてしまい、3分の2くらいも空けてしまいました。 でも、叱られないうちに、この辺でやめておかないと…。 あ〜っ、早く明日にならないかな〜。 日本酒でも「キュッ!」とやりながら、おせち料理が食べたい〜!
お正月には簡単でもいいから、おせち料理が食べたいなぁと思い、昨日、今日と買い出しに出かけました。 なお、パリで発行されている日本語の情報誌「オブニー(OVNI)」には、「おせち料理を作るのが面倒…。でも食べたい!」という方のために、おせち料理の予約販売の広告がいくつか掲載されていました。 しかし、日本同様なかなか手の出せないお値段。「2人分で1〜2万円もするのかぁ…」と思うと、自分で作る気力も湧いてきます!(貧乏性…) 普段の買い物は、日曜日のマルシェ(朝市)やスーパーマーケット(モノプリやピカーなど)で十分に足りますが、おせち料理の材料となるとそうはいきません。 まずはパリの13区、中華街にある大型中華スーパーの「タンフレール」で調味料(醤油、みりん、酒)や野菜(大根、ごぼう、さつまいも)を購入。 続いては、近所にある韓国食材屋さん(See Sou Quan)の日本食コーナーで、ゴマや七味唐辛子、蓮根、もち米、粒あんなどを買いました。 そしてこの2軒でも揃わなかったものを、オペラ座近くの日本人街にある「京子食品」で買いました。 パリのお正月は、クリスマスに比べるとあっけなく過ぎてしまうので、ちょっぴり頑張ってお正月気分を味わいたいと思います。 Tang Freres(タン フレール):48 av. d'Ivry 75013 Paris See Sou Quan(韓国食材店):35 place Maubert 75005 Paris 京子食品(日本食材店):46 rue des Peties Champs 75002 Paris
今日、パリのシャンゼリゼ劇場に、サラ バラス(SARA BARAS)のフラメンコ、「カルメン」を観に行きました。 サラ バラス(SARA BARAS)は、1971年、スペインの生まれ。本場スペインだけでなく、国際的に最も活躍しているフラメンコ ダンサーの一人です。 また「カルメン」は、フランス人作家メルメの小説がもとになっており、ビゼーの曲にのせたオペラでも有名な演目。 ジプシーの女、カルメンと婚約者のドン ホセ、そして闘牛士の3人による、情熱的で激しい恋の話です。 出演者はカルメン役のサラ バラス、ドン ホセ役のルイ オルテガ(Luis Ortega)、闘牛士役のホセ セラーノ(Jose Serrano)のほか、男女5組10人のダンサー、ギタリストなど5人の演奏、そして3人の歌い手。 カルメンの、感情をストレートに表す踊りはもちろん素晴らしかったけれど、私が一番興奮したのは闘牛士の男らしくて力強い、切れのある踊りを観た時でした。本当にカッコイイ…。 そして、約90分間のステージはあっという間に。 またカーテンコールは、観客も皆、立ち上がっての拍手。 ダンサー達はアンコールに応えて即興でステップを踏み、さらに楽しませてくれました。 劇場を出て、モンテーニュ通りを歩いて帰る途中、私は「すごかったねぇ〜♪」、「本当に素晴らしいものを観ちゃったねぇ〜♪」を連発していました。
パリのクリスマスは、今年も静かに過ぎて行きました…。 よく、日本にお住まいの方から、「パリのクリスマスは、きっと賑やかなのでしょうね?」と聞かれますが、日本のクリスマスに比べたらずっと静かで、厳か(おごそか)な感じすらします。 さて今日は、最近飲んだワインのお話。 1本目は、ヴォーヌ ロマネ(Vosne Romanee)の2005年。 フランスはブルゴーニュ地方、ヴォーヌ ロマネ地区の赤ワインです。 先日、ブルゴーニュを旅した時にこの村を訪ねたので、その時の美しい景色を思い出しながらいただきました。 なおお味の方は、とてもキリリッとした、サッパリとした口あたり。 でも少し、飲むには早かったかな…と、反省してしまいました。 (あと数年寝かせた方が、より美味しくいただくことができたかも…) そして2本目は、フランスの南西地方、モンバジャック(MONBAZILLAC)の白ワイン、2001年。 「クリスマスに飲んでください」と、同じ地方で作られたフォアグラと共に、先日、知人からいただいたものです。 なおお味の方は、とっても甘〜い口あたり。 フランスでは、フォアグラには甘い白ワインを合わせるのが一般的ですが、個人的には、サッパリとした赤ワインの方が合うようにも思います。 それにしても、今年も本当に様々なワインを飲みました。 そしてまた、それぞれに個性があって、とても楽しかったのです。 ワインは、人との出会いによく似ている、と僕は思います。 生まれや育ち、見た目やうわさ(評判?)、貼られたレッテルだけでは分からない、素晴らしいものがまだまだたくさんあるからです。 そして来年は、どんな出会いがあるのかな〜♪
日本から、ボサノヴァのデュオ naomi&goro の 尚美さん がいらっしゃったので、夕ご飯をご一緒させていただきました。 「是非、一緒に行っていただきたいレストランがあります!」とお連れしたのは、昨日行ったばかりのシャルティエ。 お店に着いたのは午後7時半くらいでしたが、入り口にはすでに長蛇の列が…。 しかしお客さんの回転が速いので、15分程でテーブルに着くことができました。 なお、昨日は休日のお昼ご飯だったけれど、今日は平日の夕ご飯。 店内は昨日にも増してお客さんの熱気に包まれており、ご家族や友人達と安くて美味しいものを食べたいという人たちで大賑わいでした。 また、給仕をしてくださるムッシュ達も本当に忙しそう! 「あと1分待って。すぐに注文を取りにくるから!」と言い残し、店内を駆け回っていらっしゃいました。 このお店、決して「お洒落」ではなく、また「美食」とも言い難いけれど、「食べることを楽しむ」という雰囲気に満ち溢れています。 そしてその雰囲気やお料理が良いからこそ、これだけ多くのパリジャン、パリジェンヌに支持されるのでしょう。 なお食事の後は、シャンゼリゼ大通りへ。 クリスマスのイルミネーションを見るためです。 普段、シャンゼリゼに来ることはほとんどないけれど、年に一度、この時期だけは足を運んでみたくなります。
クリスマスを一緒に過ごそう!とイタリア人の友人夫妻が昼食に誘ってくれました。 「パリらしい歴史のある建物で、食事も超(!?)フランスらしく値段も安い、いいレストランがあるんだ!」とのこと。 その名はシャルティエ(Chartier)。 オペラ街の東側、地下鉄8号線および9号線のグラン ブルーヴァール(Grands Boulevards)駅の近くにあります。 今日はクリスマスの祝日で、デパートやほとんどのお店が閉まっていましたが、このシャルティエは年中無休なのだとか。 また、地元の人にも観光客にも人気があり、しかも予約を受け付けてはいないので、普段はお店の前に長〜い行列ができているのだそうです。 古い回転ドアを押して店内に入ると、思わず「うわぁ〜!」という声が出てしまうほど。 フランスの古い大衆食堂らしい雰囲気を残していて、一瞬にして時代を遡ったような感覚になります。 また、給仕をしてくださるムッシュウ(おじさん!)も、きびきびと無駄なく動いていてとてもいい感じ。 二色刷りのチラシのようなメニューは日替わりのようで、前菜(2.20ユーロ〜)も、メイン(6.50ユーロ〜)も、デザート(2.10ユーロ〜)も、シンプルで安い! 他のレストランで食事をする時の1.5倍くらい(?)の速さで進行していくため、ゆったり優雅に…とはいかないけれど、このお店がすっかり気に入ってしまいました。 日本からいらっしゃる方にも、是非おすすめしたいレストランです! 食事の後は、友人の運転する車でクリスマスのパリの街をドライブ。 普段では考えられないほどに道が空いていて、オペラ座、コンコルド広場、シャンゼリゼ通り、凱旋門、エッフェル塔…と、スイスイ走り回ることができました。 そして、「右に見えますのが○○〜」とか、「左は○○〜」なんておどけて言いながら、皆、すっかり観光客気分! でも、冬のパリの美しさを、あらためて認識しました。本当にいい…。 もし私が車を持っていて、こんな風にパリの街を案内することができたなら、日本からのお客様にも楽しんでもらえるだろうなぁ〜。 シャルティエ(Chartier) 7,rue du Faubourg Montmartre 75009
今日はクリスマス イブ。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 今年もいろいろありましたが、今日くらいは世界中の誰もが、平穏に、そして心静かにお過ごしになることを祈っています。 さて、写真は我が家のクリスマスの飾り。 先日、南仏のマルセイユで買ってきた、手作りのサントン人形です。 サントン人形とは、南仏プロヴァンスで作られる土人形のこと。 マリア様やキリスト、天使など、キリストの生誕に関わる人々や、プロヴァンスの民族衣装を身にまとったお人形などがあります。 またその大きさも、小さなものは1cmくらい、大きなものは30cmくらいと様々。 そして、サントン人形を使ってキリスト生誕の馬屋の様子を表したのが、クレッシュ(creche)と呼ばれるフランスのクリスマスの飾り。 クリスマスが近づくと、教会や各家庭に飾ります。 なお、我が家のクレッシュは、マリア様と生れたばかりのキリスト、そして、ひつじが1匹という質素なもの。 キリストが生まれた12月25日を迎えるまでは、キリストのお人形だけはどこかにしまっておき、25日になってからクレッシュの飾りの中に置くのだそうです。
今日はマルシェ(朝市)へ買い物に。 いよいよクリスマスシーズンを迎え、普段の日曜日なら閉まっているケーキ屋さんが開いていたり、商店街に大きなサンタさんの人形が飾られていたりと、ムフタール通りもクリスマスの雰囲気がいっぱい。 しかし、普段の日曜日に比べたら、道往く人の数は少ないかな〜? ご家族とクリスマス休暇を過ごすために、皆さん、故郷にお帰りになったからかも知れません。 いつもの八百屋さんで新鮮な野菜や果物をカゴいっぱいに買った後、いい匂いに誘われて鶏の丸焼きも一羽買いました。今日のお昼ご飯はこれに決まり! これだけでも、何だかクリスマスっぽい! さらにケーキ屋さんの前を通ったら、ショーケースに並んでいたクリスマスケーキに目を奪われ…、小さめのケーキ(3人用)も購入! やっぱり、クリスマスって楽しいなぁ〜!
先日、近所のスーパーマーケットに行った時のこと。 お菓子売場で写真のサブレーを見つけました。 その名は「サブレ デ フランドル(SABLE DES FLANDRES)」。 「フランドル地方のサブレ」という意味です。 フランドルとは、フランス北部、オランダ南部、ベルギー西部にかけての、歴史的な地域名のこと。 私たち日本人にとっては、フランダースという名前の方が馴染みがあるかも知れません。 そう、あの「フランダースの犬」のフランダースです。 なお僕は、フランドル地方がどこなのかをいままで知らなかったのですが、先日このサブレを買ったことにより、初めて知りました。 僕の中では、子どもの頃にテレビで観た「フランダースの犬」と「アルプスの少女ハイジ」がどこか似た印象だったので、スイスに近い、比較的標高の高い場所を勝手に想像していたのです。 なお「フランダースの犬」は、イギリスの作家さんが1872年にお書きになったものなのだとか。 また日本では、1908年(明治41年!)に翻訳本が出版されたという、古いお話だったのです。 しかもその本の中では、ネロ少年は「清(きよし)」、パトラッシュは「ブチ」という名前だったのだとか! (ええっ! ちょっとちょっと、清とブチって…。それじゃフランダースがどこなのかも分からなくなりますよ…) ああっ、一枚のサブレから、話は広がる…。
今日は、オペラ ガルニエにバレエを観に行きました。 19時30分開演、演目は「パキータ」全2幕。 身分の異なるジプシーの娘パキータとフランス人将校のリュシアンが結ばれるというラブストーリーです。 舞台設定はフランス、ナポレオン軍が統治下のスペイン。 第1幕はお芝居の色合いが濃く、第2幕はグラン パ(GRANS PAS)と呼ばれるクライマックスシーンをはじめ、見ごたえのある踊りが中心という印象でした。 エトワールを10年勤めている36歳のベテラン、アニエス ルテステュ(Agnes Letestu)のパキータの踊りは、安定感とスピード感があって素晴らしかったです。 また今回、私の印象に残ったのは、衣装でした(衣装担当はLuisa Spinatelli)。 舞台にはたくさんのダンサーが登場し、それぞれが役柄に応じた衣装を身に着けています。 その色合いが計算しつくされていて、瞬間瞬間が絵画のよう美しくて見とれてしまいました。 なお「パキータ」は、バレエにあまり興味がないという方は聞いたことのない演目かも知れません。 私も小さい頃、バレエの発表会やコンクールなどで、その一部分(グラン パの中のソロの踊りなど)を見たことがある程度でした。 あの頃は「パキータ」の話がどんな内容で、また、その踊りはどんな場面で踊られるものなのかも理解しないまま見ていたなぁ…。 今、バレエを習っている子どもたちがいたら、ビデオでもいいから、演目のストーリー全体を見せてあげたいなぁ〜と思います。
今日は二人揃って、警察署へ。 年に一度の大仕事(?)、滞在許可書の更新です。 この日のために2〜3ヶ月も前から面接の予約を取り、また、予め指示されたたくさんの書類(その大半は、各種の税金や社会保険料、年金などをきちんと払っているかどうかという証明書)を揃えて出かけます。 なお、面接の予約は午前11時だったけれど、実際に始まったのはお昼少し前。 面接が行われる部屋に通されて、係官からいくつかの質問を受けます。 そして、用意した書類を机の上に並べたら…、 「この書類はいらないわ。その代わり、この書類はコピーを取ってきて。それから、○○の書類がいるんだけど持ってないの?」とのこと…。 私達にとっては指示された書類を揃えるだけでも大変なのに、それはいらないと言われたり、指示されてはいない書類やコピーを要求されたり…。 しかし、これが3回目の更新。 毎回いろいろなことが起こるので、もうあまり驚きません。 そして、更新手続きも無事に終了。 後日、新しい滞在許可書を取りにいらっしゃいとのことでした。 毎年この日を迎えるたびに、「ああっ、私達は外国人なのだ…」とあらためて思います。 そしてまた、日本にいらっしゃる外国人の方たちも、こんな目に遭っているのかな〜とも。
12月に入ると、多くのアーティスト達が週末にアトリエを開放し、自分の作品を展示販売する「クリスマス セール」を行います。 先週末、イラストレーターのジャンさん(ジャン ヴァンサン セナック:Jean Vincent Senacさん)からお誘いをいただいたので、アトリエにお邪魔してみました。 ジャンさんとは私達がパリに来て間もない頃に出会い、また、彼が日本贔屓(ひいき)なこともあって、何かと気にかけていただいています。 それでも実際にお会いするのは、もう2年ぶりのこと! パリのモントルイユで開かれる、子どものための絵本の見本市でご挨拶して以来です(ジャンさんは、イギリスやアメリカ、スペインや日本などを飛び回っていてお忙しいのです…)。 なお、ジャンさんがフルール ド クールのためにイラストを描いてくださり、また、そのイラストを用いたノートやメモ帳などを作ってくださいましたので、ぜひ、生活雑貨のページをご覧ください。 さらに、ジャンさんがデザインされた2008年用カレンダーを、当店でお買物をしてくださったお客様(2名様)にプレゼントしたいと思います。 ご希望の方はご注文の際の通信欄に、「卓上カレンダー希望」または「壁掛けカレンダー希望」と、どちらか一つをお書きください。
さて、旅のレポートの後は、お土産のご紹介をしたいと思います。 今回は食べ物ばかりですが、どうぞお付き合いください。 ブルゴーニュ最大の街、ディジョンで有名なのは「マスタード」。 260年の歴史を持つ調味料ブランド「マイユ(MAILLE)」の本店がディジョンにあります。 他では手に入りにくいフルーツ フレーバーのマスタードや、可愛らしいマスタード瓶などが揃っていました。 田舎の小さな村を訪れる際、私はその村の小さなお菓子屋さんを覘くのが楽しみです。 地元の素朴なお菓子が売られていることが多いから! スミュール アン オーソワ(Semur en Auxois)の村にあるお菓子屋さんで見つけたものは、「ガトー モン トーソワ(GATEAU MONT-AUXOIS)」というふわふわのお菓子とカシスのパテ。 ヴェズレーのお菓子屋さんではパン デピス(Pain d'Epice)をお土産用に買い、「ブルゴーニュ名物」と書かれたシュークリームの皮のようなパンを買って食べてみました。 アニス入りボンボンが名物の小さな村、フラヴィニー シュル オズラン(Flavigny sur Ozerain)も訪ねてみました(残念ながらこの時期工場は閉まっていました)。 そして、ブルゴーニュと言えば、何と言ってもワイン! ブルゴーニュワインの中心、ボーヌの町ではワイン博物館(Musee du Vin)にてワインのあれこれを学び、ワイン市場(Marche aux Vins)で16種類のワインを試飲。その中でも一番美味しかった「ニュイ サン ジョルジュ 2003年」をお土産にしました。 なお、ブルゴーニュのお土産セットも近々ご紹介したいと思いますので、どうぞお楽しみに。
とても心地良い目覚め。 朝ご飯の前に、もう一度、お風呂に入る。 そして、ソーリューの町から、ボーヌ(Beaune)の町へ。 今日も、雲一つないお天気。 冬枯れのなだらかな丘をいくつも越えて、コート ドール(Cote d'Or:黄金の丘)と呼ばれる美しい風景の中を走る。 昼前にボーヌに到着。 この町は、フランス ブルゴーニュ ワインの中心地。 しかし12月も半ばを過ぎた今、訪れる人も少なくて、ひっそりと静まり返っている。 ワイン博物館には、ワインの歴史やぶどう作りのための道具、ワインの瓶の変遷などが展示されていて、なかなかの見応え。 またワイン市場では、16種類のブルゴーニュ ワインを試飲。 他にお客さんがいないこともあって、私たちにディディエさんという好青年が付いてくださった。 そして、それぞれのワインの村や畑、味や香りなどについて、細かく説明してくださる。 その後、コート ド ボーヌ(Cote de Beaune)、コート ド ニュイ(Cote de Nuits)と呼ばれるワインの産地へ。 世界最高のワインと賞されるロマネ コンティ(Romanee Conti)の畑や、クロ ド ヴージョ(Cros de Vougeot)のお城を見て廻る。 なだらかな丘に広がる美しいぶどう畑と、寒風の中、黙々と畑や木の手入れをする人々のお姿を拝見し、感激。 日の暮れる頃、ディジョンの町へと戻り、今回の旅も終わり。 TVGに乗ってパリへと戻ります。
今日はヴェズレーの村をお散歩した後、車で50kmほどの場所にあるソーリュー(Saulieu)の町にある旅館でのんびり過ごす!という計画。 ヴェズレーはブルゴーニュ地方の中で一番訪れてみたかった村。 小さな村にある「サント マドレーヌバジリカ聖堂とその丘」は、ユネスコの世界遺産に登録されています。 聖堂の内部も、また丘からの眺めも、一生に一度、この目で見ることができて良かったと思えるほどに素晴らしいものでした。 一方、ソーリューの町は、パリとリヨンとを結ぶ街道沿いにあるかつての宿場町。 小さな小さな町ですが、世界的に有名なレストランを併設した旅館「ル ルレ ベルナール ロワゾー」があります。 また旅館内のスパには温水プール、ハマム(スチームサウナ)、サウナ、ジャグジー、フィットネスルームなどが備わっており、エステやマッサージなども受けることができるとのこと。そのため、水着を持って出かけました。 そして宿には、3時前に到着。 ソーリューの町を少しお散歩したり、ベルナール ロワゾーのブティックでお土産を買ったりした後、夕食までの時間をスパでのんびりと過ごしました。 設備も、サービスも、お料理も、至れり尽くせりの夢のように幸せな滞在♪ なお現在はローシーズン(閑散期)ということもありますが、宿代は2人で1泊175ユーロ(約29,000円、夕食や朝食は別料金)。 このお値段では安すぎて申し訳ない…と思えるほどに素晴らしいものでした。
この週末は、2泊3日の予定でフランス、ブルゴーニュ地方を訪ねます。 今日の予定はディジョン(Dijon)→スミュール アン オーソワ(Semur en Auxois)の町→フラヴィニー シュル オズラン(Flavigny sur Ozerain)の村→フォントネー修道院(Abbaye de Fontenay)→ヴェズレー(Vezelay)へ(泊)。 今は一年でも一番日が短い時期なので、午前中から夕方4時半頃までが勝負(?)。 訪れてみたい場所はたくさんありましたが、無理なく回れるよう、数を絞って計画を立てました。 朝、8時28分 パリ リヨン駅発のTGV(フランスの新幹線)に乗り、ブルゴーニュ地方の基点、ディジョンの町へ。 お天気が良くて何よりでしたが、気温は1〜2度。とにかく寒〜い! お散歩していると、手や足の指先の感覚がなくなってしまいそうなほどです。 ディジョンの町はクリスマスを来週に控え、お買い物をする人たちで賑わいを見せていました。 一方、その後に訪れた小さな町や村では観光客の姿もほとんどなく、ひっそりと静まり返って何とも良い風情…。 さらに、町や村を結ぶ道路も空いていて(すれ違う車もほとんどない…)、美しい風景の中、田舎道のドライブをのんびりと楽しむことができました。
何だか、マルセイユ続きの毎日ですが… 今日は、マルセイユから持ち帰ったお土産をご紹介したいと思います。 マルセイユ生まれ、マルセイユ育ちのリサさん曰く、 「マルセイユは貧しい町だから、食べ物も名産品も質素な物しかないよ…」とのこと。 それでも、その雑然とした、また、明らかにパリよりも治安の悪そうな街を歩いていると、まるでどこか違う国にでも来たかのような(ここがフランスではないような)感覚になり、見るものすべてが新鮮に感じられます。 また、パリに比べると物価も安く、お買物も楽しかったのです。 なお私達が買ったのは、定番のサボン ド マルセイユ(石鹸)やサントン人形、ナベットと呼ばれる素朴なお菓子など。 またその他にも、マルセイユと深いつながりのあるアラブ・マグレブ諸国の食べ物(パンやお菓子など)を、お散歩の途中に買って食べたりしました。 ちなみにマルセイユと言えばブイヤベースが有名ですが、「食べてみたい!」という私達の希望もむなしく、「他にもっと美味しいものがあるわよ〜」と、食べさせてはもらえませんでした…。
昨日、一昨日に引き続いて、今日もマルセイユのアトリエをご紹介いたします。 今日ご紹介するのは、漫画家のリサさんが3日前まで借りていたアトリエ。 「マルセイユのアトリエ訪問 1」でご紹介したアリアンヌさん、ローランスさんのアトリエ兼住居と同じ建物の2階にあります。 全部で4つあるお部屋を、イラストレーターのエレンさん(Helene Georges)やサビーヌさん(Sabine Allard)ら6人で共有し、1部屋に2人ずつ、計3部屋をアトリエとして使っています。 また残った1部屋は共同で使うサロンとし、ソファや低いテーブルを置いて、来客の際の打ち合わせスペースに使ったり、仕事の合間にお茶を飲んだりしていらっしゃるとのこと。 なお私達がお邪魔した時には、すでに日も暮れて外が暗くなっていたのですが、アトリエの中が想像以上に暗くてびっくり! フランスでは白熱灯を照明として使うことが多いのですが、私達日本人にとっては、もっと明かりを点けたらいいのに…と思うことも少なくありません。 しかも、イラストやデザインのお仕事をするためのお部屋でも、暗い照明しかないというのは驚きました…。
昨日に引き続いて、今日もマルセイユのアトリエをご紹介いたします。 今日ご紹介するアトリエは、リサさんが3日前に引っ越して来たばかりと言うところ。 マルセイユの街中にある建物の2階にあり、天窓から自然光が差し込む、広々とした空間です。 内装はとてもシンプルですが、余計な装飾の施されていないこの場所は、思い切り創作活動に没頭するのには最適なのかもしれません。 なおこのアトリエは、画家のパスカルさん、造形美術家のダミアンさん、そして漫画家のリサさんの3人で共有しています。 フランスのアーティストの中には、彼らのように気の合う仲間同士で大きなアトリエを借りて、共有している人が多くいらっしゃるようです。 またアトリエを持つには、家賃やいろいろな費用がかかるけれど、ここマルセイユで借りるのは、パリで借りるよりも半額くらいなのだとか。 ただし、アートやカルチャーの中心は、やはりパリ…。 マルセイユは広々とした空間で創作活動をするのにはもってこいだけれど、刺激や仕事のチャンスが少なくなってしまうのが問題なのだそうです。 また、ここでは分野の異なるアーティスト間も交流も盛んで、情報交換をしたり、必要な時に助け合ったり、夜には一緒にお酒を飲んだり…。 日本にいた頃には、アーティストというとどこか孤独なイメージがありましたが、こんな風にフランスのアーティスト達と出会うたびに、彼らの結びつきの強さと広さに驚かされます。
今日はマルセイユでいくつかお邪魔したアトリエのうちのひとつ、アリアンヌさんとローランスさんのアトリエをご紹介したいと思います。 写真家のアリアンヌさんが12年前からアトリエ兼住居として使っているこのアパートは、マルセイユの街の中心、移民達が多く集まる雑然とした地区の、建物の4階にあります。 サロンの中心には食事もできる大きなテーブル。 また、隣の部屋は作業場になっていて、日当たりの良い窓の近くにはパソコンのデスク。 さらに、アリアンヌさんの弟さんが作ってくれたというメザニン(中二階になっている部分)が寝室で、その下にはバスルーム。 そして別室には、写真を現像するための暗室とストックルームもあります。 白い壁にブルーグリーンのペンキで統一されたドア、窓枠、棚などがこのアトリエ全体をより素敵に見せています。 手作り風の棚はどれもきっちりと整理整頓されていて、アンティークの食器や小物が多く並び、ひとつひとつの物はとても個性的なのに、全てが統一されているように感じます。 このアトリエによく遊びに来るというジュリエットさん曰く、「私達は何でも散らかしっぱなしにしちゃうけれど、彼女達のアトリエはいつもピシッ!ときれいに片付いているの」とのこと。 ディスプレイのセンスといい、片付けのテクニックといい、ちょっとやそっとでは真似できそうにありませんが、お部屋作りの参考にしたいアイデア満載のアトリエでした。
今日も快晴! 朝食をいただいた後、早速行動開始! まずはパニエ地区と呼ばれる旧市街地をお散歩しました。 特に何があるわけではないけれど、古い町並みが残る迷路のような小径を歩きながら、サボン ド マルセイユ(石鹸)やサントン人形(マルセイユ伝統のクリスマス用の人形飾り)のお店を覘いたり、サント マリー マジョール大聖堂(Cathedrale Ste-Marie Majeure)やヴィエイユ シャリテ(Vieille Charite : 旧慈善病院)を見て廻ったり。 そして昼食は、リサさんが「マルセイユで一番!」と言い切るクスクスのレストランへ。 クスクスとは、アルジェリアやチュニジアなど北アフリカ マグレブ地域の主食になっているお料理。 パリにもクスクスを食べることのできるレストランはあるけれど、私は今日が初体験。 想像以上に美味しかったので、今度はパリでも試してみようと思います。 なお今日は、19時28分発のTGVでパリへ戻るので、それまでの間、彼女達のお友達のアトリエをいくつか訪問させていただきました(アトリエ訪問の様子は、別の機会にご紹介したいと思います)。 マルセイユでの3日間は、本当に充実したものになりました。 ガイドブック片手に私達二人で巡るいつもの旅とは一味も二味も違う、素晴らしい体験の連続でした。 たくさんの人と出会って話をしたり、お家やアトリエを見せていただいたり、心のこもった手作りのご飯をご馳走になったり…。 また久しぶりに、朝から晩までフランス語を一生懸命にしゃべりました(自分のフランス語の滅茶苦茶さに嫌になりながらも…)。 もしこんな生活をしばらく続けていたら、私のフランス語もきっと上達するだろうなぁ〜。
朝、8時半に起床。 朝食はジュリエットさんが焼いてくれたパンに紅茶、数種類の手作りジャム、そして果物をいただきました。 今日のマルセイユの空は真っ青!(本当にすごく青い!) 時折、ミストラルと呼ばれる強い風が吹くけれど、とても良いお散歩日和になりました。 まずは歩いて旧港へ。 マルセイユと言えばフランス最古の港町。 港にはたくさんのボートやヨットが浮かび、その周りには海の幸のレストランが並び、そして埠頭では漁師たちが獲りたての魚を売っていました。 続いてはバスに乗ってヴァロン デ ズフ(VALLON DES AUFFES)という、かつては漁師町で今は別荘地になっている地区へ。 ここは街からそれほど離れていないのに、とても美しい海を眺めることができます。 そして、岩場に打ち付ける波の音や潮の香を久しぶりに楽しみました。 その次は、ノートルダム ド ラ ギャルド バジリカ聖堂(Notre-Dame de la Garde)へ。 小高い丘の上に立つ聖堂までの上り坂はきつかったけれど、ここからの眺めは最高! マルセイユの街並みや真っ青な地中海をはるか遠くまで見渡すことができます。 その後は彼女達のおすすめスポットをいくつか案内してもらいながら、アパートへと戻りました。 朝から4〜5時間は歩き回っているので、心地良い疲れが…。 そして夕ご飯は、近所に住む彼女達のお友達、アリアンヌさん(写真家)とローランスさん(イラストレーター)のアトリエ兼住居にお邪魔していただきました。 お二人のアトリエは、今までに見たことがないほどに素敵。 リサさんはこのアトリエをどうしても私に見せたかったのだと言っていたけれど、その言葉の意味がよくわかりました(少し写真も撮らせていただいたので、別の機会にご紹介したいと思います)。
15時20分、パリ リヨン駅を出発するTGV(フランスの新幹線)に乗り、南仏マルセイユに住む友人のリサさん、ジュリエットさんのお家へと向かいました。 「マルセイユはパリと違って冬の間もお天気が良いし、海も近いよ。それに、アパートは広くてお客さん用の部屋もあるから遊びにおいでよ!」と、以前から誘っていただいていたので、お言葉に甘えて2晩泊めていただきました。 マルセイユ、サン シャルル駅に到着したのは定刻通りの18時20分。 外はもう真っ暗です。 彼女達の住むアパートはマルセイユの街の真ん中、1区の雑然とした地区にあり、駅からは歩いて10分ほどの距離。 お部屋は大小4つあり、約80平米と二人で住むには十分過ぎるほどの大きさです。 なお今日の夕ご飯は、手作りのパンに野菜スープ、サラダ、そしてチーズをご馳走になりました。 リサさん曰く、「子どもの頃の夕ご飯と言えば、毎日毎日野菜スープばかりで嫌だったなぁ…。でも、今はこのスタイルが好きだけど。」とのこと。 そういえばフランスのご家庭で夕ご飯をご馳走になると、野菜をミキサーでポタージュ状にしたスープがよく登場します。 食後は、私が最近はまっているリンパ マッサージをしてあげたり、みんなでのんびりとくつろいだりしてから、明日に備えて早めにベッドに入りました。
私は、小学生の頃から高校生の頃まで、クラシックバレエを習っていました。 今ではもう踊ることはできませんが、バレエを観るのは大好きです。 子どもの頃はただあこがれるだけだったパリ オペラ座のバレエを、今では身近に観ることができ、とても幸せなことだなぁ〜と感じています。 そして、その演目の中でも、特に観てみたいと思っていたものが3つあります。 ロシアの作曲家、チャイコフスキーが作曲した三大バレエ演目と呼ばれる「白鳥の湖」、「眠れる森の美女」、「くるみ割り人形」です。 パリ オペラ座のバレエの演目はシーズンごとに決まっていて、観たいからと言っていつでも観ることができるわけではありません。 しかし今年はそのうちの一つ、クリスマスシーズンに演じられる「くるみ割り人形」を観ることができることになりました。 そして半年前からチケットを買って、今日の日を楽しみにしていたのです。 子ども向けの楽しいストーリー、豪華な衣装や舞台装置、テンポよく次々と現れるダンサー達、よく耳にするチャイコフスキーのロマンチックな音楽…。 これぞ、私が観たいと思っていた、理想的なクラシックバレエの世界でした! 夢のような時間を過ごすことができました…♪
我が家では、リネン(麻)の布地で作られた、収納用の袋を2つ使いはじめました。 1つはお菓子入れ、そしてもう1つはスーパーマーケットでもらうビニール袋入れです。 自宅におやつが何もないととても寂しい気持ちになるので、我が家ではスナック菓子やクッキー、チョコレートや飴などを常備しています(いつでもおやつがあると思うだけで幸せ♪)。 そしていままでは、それらを戸棚にバラバラと置いていたのですが、赤いチェックの布袋に収めたら、見た目にも可愛らしく、また、棚もスッキリしました。 一方、スーパーマーケットのビニール袋入れ。 日本に居た頃には定められたごみ収集袋にゴミを入れて捨てていましたが、ここパリではゴミ袋までは指定されてはいないので、スーパーマーケットでもらうビニール袋を使用しています。 そしていままでは、ビニール袋を床に置いた箱の中に入れていたのですが、壁掛け式の布袋に収めたら、狭いキッチンが少し広く使えるようになりました。 また、布袋の上からポイッと入れて、下からスッと取り出せるところも便利です。 以前にお邪魔したフランス人のご家庭でもこの布袋(ビニール袋入れ)を見かけて可愛いなぁ〜と思っていたのですが、自分でも気に入ったデザインのものを見つけることができて満足しています。 なおこれらの布袋は、フルール ド クールの商品としても取り扱っておりますので、よろしければインテリア・雑貨のページをご覧ください。
昨日の日記は相方(水野)が書いたものですが、それを読んで、思わず笑ってしまいました。 だって、「私はバラ…」だなんて! 日本人にも、またフランス人にも(もちろんニュージーランド人にも)いろいろな人がいらっしゃるので一概には言えませんが、しかし私達日本人には、なかなか言えない一言ですよねっ? えっ? 僕ですか? そうですね〜、何だろう…。 (恥ずかしいからナイショ!) はい、え〜、話は変わって、午後、相方と二人で取引先へ。 新商品の中から、当店でご紹介するお品物を選ばせていただきました。 そして打ち合わせの後は、バスティーユ広場に面したカフェで一休み。 普段私達は、特別な用でもなければ(人にお会いするなど)、カフェに入ることはほとんどありません。 しかし、今日は、何となく…。 お茶を一杯飲むだけのほんの短い時間ですが、平日の昼間、こんなふうに過ごすことができることを、とても嬉しく思います。 また、木枯らしの吹く街を眺めながら飲む、一杯のコーヒーの美味しいこと!
今、フランス語の授業で「仮定」の表現を習っています。 「もし明日天気がよければ、ハイキングに出かけよう」とか、 「もし昨日雨が降っていなければ、出かけたのに…」という表現方法です。 その仮定がどの程度現実的かに応じて「もし…」の部分の動詞を現在形か過去形か大過去形に活用させ、同時に「…だろう(…なのに)」の部分を単純未来形か条件法現在形か条件法過去形に活用させます。 そしてピエール先生は次々に生徒達を指名し、即興で文章を作らせます。 私はこの即興というのが苦手…。 さて、最初にあてられたのは日本人のケイタさん。 ピエール先生は「もし私が花ならば…」に続けて文を作るように言いました。 私よりもずっと出来るケイタさんですが、さすがにこの唐突な例文には戸惑ってしまったよう。 私も一瞬、動詞の活用以前に、どう文章をつなげたらいいのかアイデアが湧きませんでした。 ピエール先生曰く、「日本の学校では教科書の内容を習うばかりで、想像力を働かせたり、討論をしたりする授業が少ないそうだね。フランスでは小さい頃から、想像したり討論したりする授業が多いんだよ。」とのこと。 ちなみに、次にあてられたクリントンさん(クールな印象のニュージーランド人)は真面目な顔で「もし私が花ならば、私はバラだっただろう。なぜならば、バラは愛の象徴だからだ。」と答えていました。 「おぉ〜!」と、私は思わず小さな声でうなってしまいました。
パリの街中には、色とりどり、そして形もデザインも様々なクリスマスカードが並ぶ季節になりました。 多くの人はこの中から気に入ったものを買い、中にメッセージを書いて、クリスマスと新年の挨拶状として、お友達やお世話になっている人へ贈るようです。 なお、たいていのカードは二つ折りで中は無地、そして封筒つき。 中には、オルゴール付きのものや動く仕掛けのもの、手作り風のものなどと、見ているだけでも楽しいものばかり。 私も、今日は一日、家で年賀状作りをしていました。 昨年は以前に勤めていた会社(印刷会社)や日本に居る両親にも協力してもらって、お客様宛てのご挨拶状も含め約3,000枚を作りましたが、今年は悩んだ末、断念…(もし、楽しみにしてくださっている方がいたらごめんなさい)。 また、相方(阿部)の実家も、私の実家も喪中ということもあり、今年は数もぐっと少なく、地味に手作り挨拶状を作ることにしました。
今日は楽しみにしていたダニエルさん&アニコさんご夫妻とのドライブの日。 当初はフランスの北部、ピカルディ地方にあるアミアンの町へ行こうとしていたのですが、今日はお天気が悪く、特に北部は嵐になるとの予報だったので予定を変更。 南西に下り、ロワール地方にある古城へと連れて行っていただきました。 ロワールの古城めぐりは、フランスにご旅行でいらっしゃる方々にも人気のツアーになっているので、訪れたことがある方も多いかもしれませんね。 なおダニエルさんは、フランスのお城やその歴史がお好きなので、彼らとお城を訪れることは、私達二人だけでは味わえないような経験になります。 また行き帰りの車の中では、普段疑問に思っていることを質問したり、フランスにまつわる面白いお話を聞かせてもらったり、日々の生活や仕事について相談に乗っていただいたり…。 まるでフランスでの親代わりのような、とても頼りになる存在なのです。 約4年前、私達がパリに来て右も左も分からない頃、縁あって彼らと知り合うことができたのですが、こんな風に安心して甘えることができる人と出会うことはなかなかありません。 私達はとても運が良かったなぁ〜と思います。
外出の帰り道、セーヌ河にかかる橋の上で、しばし、ぼんやりと過ごす。 そして、 「うわ〜、今日から12月だって! 早いな〜」とか、 「あ〜、今日の夕暮れの雲は青いな…」とか、 「遊覧船に乗っている人たちは寒くないのかね〜」とか、 …他愛もないことをあれこれと思う。 それにしても、毎日、毎日、本当にいろいろなことがある。 パリに来てもうすぐ4年。しかしいまだに、身の回りには分からないことばかり。 そしてそれ故に、日々新しい発見も多い。 さらにここでは、過去の経験から「これは、こういうものだ」と信じていたことすら、あっけなく崩れ去ることもある。 しかしそれらを少しずつ受け止め、そして楽しむことができるようになれば、ここはなかなか素晴らしい街だ。 先日、ある方から頂戴した本の中に、こんな件(くだり)があった。 「もしきみが幸運にも青年時代にパリに住んだとすれば、きみが残りの人生をどこで過ごそうともパリはきみについてまわる。なぜならパリは移動祝祭日だからだ」 〜 ヘミングウェイ「移動祝祭日」より 〜
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