20世紀のはじめ、モディリアニやシャガール、藤田嗣治(ふじた つぐはる)などの芸術家達が集まっていた街、モンパルナス。 その中に、赤い日よけや店先に並んだ椅子がいかにもパリらしい、一軒のカフェがあります。 LA ROTONDE ラ ロトンド…。パリのガイドブックには必ずと言っていいほど紹介されているので、皆さまもご存知かも知れません。 ここはその昔、多くの芸術家や文化人が集ったカフェとして有名ですが、現在では、ミシュランのビブ グルマンとしても紹介されている、人気のレストランでもあります。 ■店名 LA ROTONDE ラ ロトンド ■住所 105 Bd. du Montparnasse 75006 Paris tel:01 43 26 68 84 最寄り駅はメトロ4号線 Vavin駅 ■営業時間 7h30〜翌1h00:無休 予約をおすすめします。 ■ご予算 夜:32ユーロ(前菜+メイン+デザート、飲み物代別) ■私達の訪問日 2007年5月26日(夕ご飯)
日本では、ちょっと昔の、懐かしい洋食を食べさせてくれるお店のことを、親しみを込めて「洋食屋さん」と呼ぶように思います。 そしてこのラ ロトンドは、フランス、パリにあって、まさにそんなお料理を食べさせてくれるお店。 お皿に盛られたお料理の雰囲気や味、量ともに、飾らない、昔ながらのスタイルという感じなのです。 もちろん、往時の様子を知る由(よし)もありませんが、もしかしたら、1903年の開店以来、ずっとそのスタイルを守り続けてきたのではないかと思えるようなお料理でした。 なお、私達日本人には少々量が多いかも知れませんが、ここは一つ、雰囲気重視ということで…。
お店の雰囲気は、まさに私達が想像する「パリのカフェ」、そのものです。 もちろんこれだけの有名店ですから、外装や内装、テーブルや椅子、店員さんの立ち振る舞いにいたるまで、往時のスタイル、往時の雰囲気を守っていらっしゃるのでしょう。 ちょっと薄暗い店内は、まさに雰囲気十分。 それでいて、とても賑やかで、不思議な活気に溢れています。 なお、有名店とは言え、決して気取った感じはありません。 どうぞ緊張することなく、気さくな店員さんとのやり取りも含め、お店全体の雰囲気を楽しんでください。 ただし訪れているお客様の多くは、他国からの観光客の方々という感じ。 やはり皆さん、せっかくパリに来たのですから、一度はこの雰囲気を味わってみたいのでしょう。 また、松島菜々子さんの「パリの旅本」の表紙は、このラ ロトンドでした。