パリジェンヌ(パリジャン)の素顔をご紹介する「パリジェンヌの履歴書」。 前回登場していただいたローランスさんに、仕事仲間のオリヴィエさんを紹介していただきました。 フランスでも売れっ子のイラストレーター、オリヴィエさんの手がけた絵本は日本でも出版されています。
氏名:オリヴィエ タレック(Olivier TALLEC) 生年月日:1970年8月28日 住所:パリ20区(メニルモルタン) 出身地:モルレー(ブルターニュ地方) 学歴:1992年〜1994年…造形芸術大学/ストラスブール 1994〜1997年…DUPERRE 応用芸術学校/パリ 職歴:1998〜1999年…SREY広告代理店にグラフィックデザイナーとして勤務 2000年〜2001年…パッケージング代理店にアーティストとして勤務 2001年〜…フリーランスのイラストレーターとして活動 資格・免許…自動車運転免許 趣味・特技…趣味はとにかく絵を描くこと! ワインやウィスキーを飲むのも趣味。散歩やサイクリング、海外旅行も好き。 好きな映画監督は小津監督、北野武。セルジュ ゲンスブール(ブリジット バルドーやジェーン バーキンとも恋に落ちたフランスの音楽家・映画監督)。 愛読書は「L'USAGE DU MONDE」ニコラ ブーヴィエ著(ブーヴィエの1953年から54年にかけてのユーゴスラビア、アフガニスタンの旅の物語が、繊細に、そして感性豊かに綴られた作品) 血液型…A型
パリのおすすめスポットは? 〈リラックス編〉 カフェ&バー Lou-Pascalou : 14 rue des Panoyaux 75020 PARIS ベルヴィル公園もおすすめ。 〈夜編〉 Pulp(本の展示会の後にローランス達と)。 パリのいろんなクラブに行って、楽しもう! アフターファイブはどう過ごす? 仲間とお酒を飲む。料理をして仲間と一緒に食べる。あとは、読書かな。 週末はどう過ごす? 針金とスコッチテープで小さなオブジェを作っています。 もしも宝くじが当たったら…? アパートを買って、毎日パーティ! それとも旅行に出かけようかな。 フランスで好きな場所は? plougasnou(ブルターニュ地方、フィニステール県)。僕の生まれたモルレーの隣にある海辺の町。 日本のイメージは? 静か(高野山)、創造的(東京)、伝統(京都)
20区にある住居兼アトリエでイラストレーターとして活動しているオリヴィエさん。 キッチンや寝室を区切る壁のないワンルームタイプのお部屋で、隅々まできれいに片付けられ、ゴチャゴチャした感じが全くないスッキリとした印象。 お部屋の中央に置かれた雰囲気の良いアンティーク風の大きなテーブルは、閉店したカフェでもらってきたものなのだとか。見回してみると、他にも、ランプ、棚、椅子などの家具はアンティークなのか古い優しい雰囲気のものばかり。センスが良いなぁと惚れ惚れしてしまいます。 仲間が集まり、おしゃべりをしながらアペリティフ(食前酒)をいただいた後は、オリヴィエさん特製の「ビーフ ブーギニヨン ポテト添え」が登場!! 牛肉を一晩赤ワインに漬け込み、グリルした後、ソテーしたにんじん、マッシュルーム、エシャロット、にんにくと共に4時間以上煮込んだお料理です。 意外にあっさりとした味で、とても美味しく、お肉はとろ〜り柔らか。添えられたじゃがいもは、丁寧に皮をむいた後圧力鍋でふかしたもの。こんなに手の込んだお料理をした後なのに、キッチンはきれいに片付けられ、オリヴィエさんの几帳面な性格が伺えます。 オリヴィエさんはみんなが食事をしている間も、常に気を遣い、おかわりを勧めたり、ワインをサーブしたり、BGMの選曲や音量にこだわったり…。よく気が付くし、それが自然にできる人。 また、本棚の中の素敵なコレクションもあれこれと見せてくださいました。 今までに3回、日本を旅行したことがあるというオリヴィエさんは、五味太郎やグラフィックデザイナー駒形克己さんなどの日本の絵本も持っています。そして、オリヴィエさんが描いた絵本の日本語版「ママがいっちゃった…」(出版 : あすなろ書房)も見せてくださいました。 オリヴィエさんのイラストは構図に動きがあって、色(特に赤とブルー)がとにかくきれい。そして細かいところにユーモアがあっていつまで見ていても飽きることがありません。 日本の子ども達(大人達にも)にも、もっと見せてあげたいなぁと思いました。